目次
前回の記事、
では闇を体験したというお話しをしました。
しかし、今思えばいい体験でした。
その理由を説明をします。
入社初日、本社に人がいない -> 他人に依存しない
新卒ほやほやで入社をしたので、会社に人がいないというのはとても寂しさを感じました。
しかし、最初から寂しさを体験していたので、リモートワークの今ではまったく寂しくないです。
なぜなら、最初から一人ぼっちだったからです。
周りでは
「寂しすぎてリモートワークできない」
「一人では仕事ができない」
などの理由からリモートワークを選ばず、出社している人が多いです。
私の場合、一人で仕事をするのが当たり前の環境だったので、違和感はありません。
この経験が、現在いきています。
入社後にすることがない → 自分ですることを作り出す
- 社内で仕事がない
- コミュニケーションがない
- パソコンがない
何もない状態から始まった社会人でした。
おかげで、それぞれの大切さを今は身に染みて感じています。
- 仕事がなければ、自分で作りだせばいいと考えるように
- コミュニケーションがなければ、自分から率先してすればいい
- パソコンがなければ、必要性を説明して購入してもらうなどをすればいい
結論としては、誰からも必要とされる人になれば、全て向こうからやってくるということでした。
入社後に何もすることがないのは、会社の責任もあります。
しかし、自分の価値がその程度だということです。
価値があるのであれば、いくらでもやるべきことがあります。
そこに早く気づき、毎日勉強をする必要があると考えて行動してきました。
- 日々の業務だけでなく、帰宅後は転職に必要な知識の勉強
- クラサバ(Windowsアプリケーション)しかできなかったので、Webサイトの勉強
- 資格は応用情報技術者まで取得
などの努力が、次の転職では認められ、すぐに内定をもらうことができました。
会社のせいにするのではなく、自分のせいにして、早く行動する大切さを学ぶことができました。
今は会社に依存せず、自由に働くことができています。
2日目から外部合同研修へ、そこで感じた階級差 → 世の中を知る
合同研修は参加してよかったと感じています。
なぜなら、井の中の蛙にならなくてすんだからです。
「隣の芝生は青い」
というように、外の世界は綺麗に見えてしまいます。
また、外の人と仲良くなると、給料などの深い話をすることができました。
「うちの会社やばくね?(少ないという意味)」
という客観的な視点ができ、早く脱出することができました。
この研修メンバーは、今でも繋がりがあります。
新人研修がなくても、外部セミナーなどには積極的に参加しましょう。
外の世界には、もっといい会社・もっとすごい人はたくさんいます。
職場や現場に満足すると、人間は成長しません。
日々、成長していく必要があります。
せめて、
「同僚の中で一番努力している」
と思われるくらいは頑張る必要はあります。
それすらできてないのに、給料の文句は言えないと思います。
たくさん給料をもらえる人材になってから、交渉や転職をしましょう。
周りの人に嫉妬する暇があるなら、努力しましょう。
同僚エンジニアが出荷される → パートナーになる
出荷という表現をしていて、あまりいい話は聞けませんでした。
そのおかげで
「私は出荷されたくない」
と思うようになりました。
SES会社・現場には最高のプロジェクトもあります。
しかし、当時の自分は闇の部分しか見ていなかったので、脱出をするための原動力にもなりました。
出荷ではなく、ビジネスパートナーとして現場に行けるようになりたくなったのです。
今は、ビジネスパートナーとして、相手から本業・復業問わず依頼がくるため、営業をしたことがありません。
大切なのは、作業者ではなく、自分だから依頼・要望されることです。
バイネームで指名をとりましょう。
もちろん、他の人ができないことが前提です。
OJTがOJTじゃなかった → プレイングマネージャーに
先輩から学ぶことがないというのはなかなかのレアケースでした。
これを最初から経験することができました。
その結果、一人で案件をこなす能力が身につきました。
そのおかげで、現場では最後まで私が残り、単価も大幅にアップにつながりました。
一人で現場でやっていたおかげだと、今は感じています。
上司が頼りになると、頼ってしまうと思ったからです。
成長する道は、最初から一人ですることだと感じました。
上司の姿は、未来の自分の姿 → 人生のマイルストーン設計
「この会社にいてると貧乏になる」
このことを早く気づくことができました。
それからすぐに人生のマイルストーンを設計、アクションプランを立てることができました。
今は上司の年齢に近づいていますが、現状はお金が厳しいとは感じていません。
最初の会社に居続けると、外食すらできなかったかもしれません。
年を重ねると出費が増えるからです。
私は、年下からは「かっこいい先輩」という理想像でいたいと考えています。
その理想像が原動力となり、さらに成果を出して欲しいからです。
また、年下には飲み程度は奢ってあげたいのです。
ちなみに、当時の私の送別会は自腹でした。
奢ってとは言わないけど、送別会は普通は奢ると思います。
SES会社ではピラミッドの上へいくしかない → 上に行けばいい
某経営者YouTuberが
「お金の流れの上にいく必要がある」
と言っていました。
これはSESだろうが、どの業界でも言えることです。
大元が一番利益を集めることができます。
それ以外は大抵
「外注」「時給」
となるでしょう。
SESでも、上にいく必要がありました。
単価が全然違うため、基本給でかなりの差が出てきます。
20代でも、年収200万円以上の差が出ます。
しかし、転職を重ねれば少しずつ上に行くことが可能でした。
地道継続する努力が大切です。
最後に
どの会社にも闇はあるのでしょう。
飲食で働いている時も闇はありました。
闇でも2種類あると思います。
- 技術的にどうしようもない時
- 労働時間が長い
前者の場合、成長するチャンスです。
給料が少ないのは将来なんとかなります。
技術不足は身につければいいだけです。
仕事で経験できるのであればチャンス。
逃げずに最後までやりましょう。
技術がそれ以上身に付かず、労働時間が長いのであれば逃げましょう。
定時で帰れて、同額の給料をくれる会社はいっぱいあります。
日本人の生涯転職回数はアメリカに比べて少ないです。
私は、3年に1回はしてもいいと思います。
その方が退職金以上の収入が増えると感じています。
仕事は人生の暇つぶし、楽しくしていきましょう。
ぜひ一緒に継続して成長していきましょう。