未経験からIT業界へ入ったとき、始めたの会社はSES会社でした。
3年間で2社を渡り歩いてから、3社目は受託系の会社に転職をしました。
今回は、SES会社の給与明細を公開します。
未経験からIT業界へ入る方は、お金をたくさん稼ぎたいという人が多いでしょう。
ぜひこの記事を読んで、キャッシュフローの参考にしてください。
同じSES会社でも、かなりの差があります。
いい転職活動ができることを祈っています。
1社目(東京本社、大阪支社勤務)
項 目 | 金 額 |
---|---|
基 本 給 | 176,000 |
総 額 | 176,000 |
上記が、1社目の給料になります。
これに、残業代が加算されます。
住宅手当もなく、残業が0の場合の手取りは、14万円程度です。
年収は賞与を含め、約250万円でした。
翌年の昇給が、基本給で4,000円程度しかありませんでした。
「これはないわ」と思い、すぐに転職のアクションプランをつくり、実行しました。
幸いエンジニア不足もあってか、1〜2週間で内定をもらうことができました。
2社目(東京本社、大阪支社勤務)
項 目 | 金 額 |
---|---|
基 本 給 | 160,000 |
能 力 手 当 | 40,000 |
住 宅 手 当 | 20,000 |
残 業 手 当 | 55,000 |
総 額 | 275,000 |
1社目から比較すると、10万円/月の給料アップになりました。
2社目では、みなし残業制度を取り入れていました。
みなし残業とは、例えば20時間の場合、0時間の残業でも20時間分の残業代がもらえる制度です。
20時間を超えた場合、一般的には超過分の残業代が追加で支給されます。
年収は賞与を含め、約400万円でした。
年収は150万円アップしました。
みなし残業について
みなし残業については賛否両論があります。
私個人的には、ありだとおもいます。
- 基本定時マンだった
- あくまで踏み台の会社であった
- 基本給が少ないが、月給が経験年数にしては高いので自己投資ができた
という点から、数年で退職予定だったので、かなり良かったと思います。
その後は、色々と準備をして受託開発やベンチャー企業へと転職しました。
受託やベンチャー企業の給料はもっとすごいです。
SES会社での年収は簡単に上げることが可能
私の場合、
年 数 | 金 額 | |
---|---|---|
1年目 | 250万円 | 0万円 |
2年目 | 400万円 | +150万円 |
3年目 | 430万円 | +30万円 |
といったキャリアアップになりました。
平均で、90万円のアップになります。
年収は、1年間で100万円アップすることは簡単です。
それは、転職をするだけです。
昇給は、中小企業なら5,000円程度で、年間で60,000/年、賞与を考慮しても100,000円ほどでしょう。
しかし、転職ならばすぐに100万円アップが可能です。
では、なぜ同じSES会社でも、これほど給料に差があるのでしょうか。
それは、SES業界の闇が関係しています。
この部分が「SES会社はやめておけ」とよく言われるところです。
これについては、次回の記事で説明をしたいと思います。
1社目は、最低限の生活ができるのであれば、実績のためだけに就職し、すぐに転職をしましょう。
キャリアアップは簡単です。
みなさん、いいキャリアアップを!