私自身、SESに数年間在籍しており、メリットとデメリットを感じる部分がありました。
今回は、メリットについてお話をしたいと思います。
すでにビジネスが成功しているシステムの担当
客先常駐では「有名でかなり売れているサービス」の担当をする場合があります。
そういう場合は、システム設計を学べるだけでなく「なぜ売れているのか?」を分析することができます。
大企業であればあるほど、豊富な資料を見ることができるのでかなり勉強になりました。
ビジネスモデルが参考になり、今後のキャリアアップでも役に立つことは間違いありません。
してはいけないのは、担当の仕事だけをこなすこと、これはもったいありません。
目の前の仕事に集中するのではなく、全体を把握するようにしましょう。
有益な情報がたくさんあるので、全て学ぶまで帰れないくらいの意気込みでいることをおすすめします。
短期間でたくさんの技術を習得
現場の案件によっては、短期間で担当案件が変わることがあります。
受託や自社サービス運用会社では、1つの技術をメインでやっている会社も多いです。
しかし、現場(案件)をコロコロ変えることができた場合、短期間でたくさんの技術を学べることが可能です。
例えば、C#やVB.NETのクラサバアプリを経験してから、スマホアプリやWeb開発を担当できたりします。
うまくいくと、短期間でフルスタックエンジニアになることができます。
幅広い技術を習得すると、単価が上がり、仕事(案件)に困りにくくなります。
現場では、積極的にチャレンジすると、新規開発にアサインしてくれる可能性があります。
ぜひ行動しましょう。
コネがたくさん増える
現場で、一生懸命頑張っていると、自然とコネが増えます。
相手の方から飲み会に誘われたりし、コミュニケーションをする機会が増えます。
現場を辞める時も、将来的には一緒にビジネスをするような関係を築けることも可能です。
特に、新人として参画した場合、たくさん目立ってください。
悪い意味ではなく、いい意味で目立ちましょう。
技術以外では、下記を意識することをオススメします。
- 挨拶をしっかりとする
意外と、挨拶ができない人が多いです。
普通のことを普通にできない人が多いのも、エンジニアの界隈。
まずは、相手から「この人はコミュニケーションしやすい人だな」と思われてください。
今後の対応に、必ず影響がでてきます。
- 相手のことを考えて行動
どんなに言いにくいことがあっても、最初のうちに伝えてください。
あとからトラブルになるほうが、相手やチームにとって被害が大きいです。
病気で言うと、予防をするためのアクションをしてください。
最初は空気が悪くなるかもしれませんが、後ほどヒーローになります。
- 飲み会は参加
今の時代「飲み会は自由参加」とか言います。
しかし、成功している人は飲み会によく行っています。
SES会社では、自社・他社問わず飲み会が非常に重要な役割を担うことが多いです。
特に、新人のうちは自分を売り込む営業の場所と思って、必ず参加しましょう。
いい案件にアサインしてくれたり、契約延長の単価アップに繋がることがあります。
ただ「無駄な飲み会」だなと分かった時は、もう行かなくていいです。
給料が高い
SESは「給料が低い」とよく言われます。
逆に、新人のうちは高いケースがあります。
それは、残業がしやすいからです。
受託やサービス運用会社では、残業を禁止にしている会社もあります。
それは、時間労働ではなく、成果労働だからです。
その反面、SESは時間労働で残業をしやすいため、残業代を稼ぎやすいです。
特に、新人の給料はどこの会社も同じくらいなので、最初の数年は学ぶことも含め、たくさん働きましょう。
短期間でたくさんの技術を習得
でもあったように、お金をもらいながら学べるのでいい点になります。
それでMacBookProを買いましょう。
未経験が比較的入社しやすい
客先常駐するSESは、人を現場にアサインするビジネスです。
ソロではなく、チームで参画することもあり、未経験でも入社しやすい会社もあります。
まずは、未経験の人は数年間SESへ入社し、次のキャリアアップのための実績作りとするのがいいと思います。
入社後は、日々の勉強も踏まえ、上記のことをアクションするだけで、現場で欠かせない存在となり、価値ある人材となることは間違いありません。
最後に
以上が、私がSES会社に在籍している時に、感じたメリットになります。
また、メリットを活かすためのアクションプランもあげてみました。
ぜひみなさん、自由な働き方を得るために行動してください。
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