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ベンチャー企業の飲み会は、SESや自社開発系とはまったく異なりました。どんな根暗でもパリピーになってしまうのです。
その全貌を紹介します。
※私の実体験ですが、会社によって異なります
SESや受託開発系の会社の飲み会
雰囲気は大人しい
SESや受託系会社の飲み会はパーっとすることはあまりありません。
SESに関しては、
- お客様と一緒も多い
- 自社のメンバーは定例会でしか会わないので、親睦が少ない
- ベンチャーと比較すると、大人しめの人が多い
の傾向がありました。
受託系会社は、
- 上下関係がしっかりしている
- 年齢層の幅が広い
ので、あまりはっちゃけた飲み会はありませんでした。
特に、出世に上下関係が影響がある会社も多く、部下は上司をもてなします。一般的なピラミッド組織の会社にイメージが近いです。
現状や目先の話が多い
飲み会の会話内容は主に
- 案件がメイン
- 生々しい話はあまりしない
といった内容です。
特に、SESや受託系会社は、現状のルーティーン案件があるので、新サービスの提案は少ないです。新サービスの提案をしても、SESは客先常駐なので関係がなく、受託にいたっては現状の案件があるので、したくても乗り換えがあまりできません。
スキルを上げたいのであれば、SESや受託系企業はアリですが、やりたいことがあるならば適しません。
一次会で大体帰る
SESや受託系会社は大体一次会で帰ります。
- 大人しめの人が多い
- 飲めない、それほど飲まない人も多い
- 人間関係的に破茶滅茶にならない
上記の理由から、終わったら大抵解散し、帰宅します。私も経験上、二次会まで行くことはほとんどなく、仲のいい同期と軽く行くことがたまにあるくらいでした。
ベンチャーの飲み会
パリピーなテンション
ベンチャー企業の特徴として、平均年齢が若いです。代表が20代の会社も多数あり、社員も若い傾向があります。そのため、大学生のノリのような感じで飲み会が行われます。
また、ベンチャーを選択する人は
- 野心がある
- 社長に惹かれて入社
- お酒が好き
- 接待に慣れている
といった人が集まる傾向があります。
よって、上下関係があまりなく、人間関係もよく、飲み会が大好きな人が多くて、パリピー並のテンションになります。こういう空気感が好きな人にはたまりません。
※飲めなくても問題ありません
女の子を招待したり、寄ってくる
ベンチャーの飲み会は、
- クラブ
- ガールズバー
- キャバクラ
に行くことも多いです。社長や上司が連れて行ってくれます笑。
年齢層も若く、野心家は比較的肉食な人が多く、こういうお店が大好きです笑。連日行くこともあります。
イケイケオーラがあるため、他の席の女の子を呼んだり、寄ってきたりします。どんな草食系男子でも、1ヶ月で肉食に進化してしまいます。
また、女性社員でも肉食が多く、多少のエロ話を自らするくらいオープンな人が多いです笑。そもそも肉食でないと不安定なベンチャーになんて来ません笑。
合コンなどもしょっちゅうしています。仲間内で参加したり、幹事として主催します。彼女の欲しい草食系男子は、99%の確率で彼女ができてしまいます。イケてる男性が揃っているので、そういうノウハウも教えてくれます。
将来の話が多い
ベンチャーの飲み会は、目先のことよりも、中長期的な将来の話が多いです。
そもそもベンチャーを立ち上げるからには、何かしらの野望があります。もちろん愚直に稼ぐことも必要ですが、あくまで資金調達のためでもあり、ルーティーンにするつもりはありません。
新しいビジネスのアイデアを日々求めており、よく議論しています。飲み会でも会議として対象です。いいアイデアがあればすぐに、マーケティング分析をし、いけるとなればチームを結成し、開発をしてすぐにリリースします。
そのため、社風や飲み会も上下関係を大事にしつつ、話やすい空気感を漂わせています。
なかには、独裁的な社長もいます。社長の手腕がすごいところはそういう会社もありますが、社員で優秀な人がいる会社は、独裁的ではなく、社長もよく話を聞いてくれます。
飲み会での、エンジニアからのアイデアで上場した会社もあるくらいです。
朝までコースはザラにある
ベンチャーの飲み会は、ハシゴはザラです。みんな楽しんでいるため、一次会で帰るのはもったいないからです。
居酒屋に行った後、バーやガールズバー、クラブなどハシゴします。金曜日でなくても行きます。月〜金で連チャンもあります。
それでもみんな体力があり、翌日普通に仕事をしています。学園祭の準備みたいなノリで楽しんで仕事しています。
飲み会が一種のエナジードリンクになっています笑。
上下関係が厳しい、ストレスのたまるような飲み会(組織)は少ないです。20代のうちは経験をするといい飲み会でもあります。学生のうちはぜひインターンで参加して欲しいくらいです。空気感が合う合わないはありますが、ビジネスの戦闘力が高くなるのは間違いありません。
個の人脈がつながる
ベンチャーの飲み会は、ひょんなところで人脈ができたりします。
ベンチャーなので、企業ブランドよりも、個のブランドの人脈が多く、カリスマ社長の場合多数のパイプを持っています。社員と繋いでくれることも多いので、独立後でも繋がることも多いです。
人脈作りをしたい人は、中小企業よりもベンチャーの方ができることも多いです。
まとめ
ベンチャーの飲み会の一例を紹介しました。
空気感が違うのは、間違いなく、一度参加できるのであれば参加することをオススメします。人脈を大切にするので、外部の方でも簡単に参加できることも多いので、ベンチャーに所属している友人がいれば声をかけてみてください。