未経験の駆け出しエンジニアが最初にするべきこと

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未経験の駆け出しプログラマに入社前にやってほしいことをリストアップしました。この内容を実践しておけば、仕事の成果がアップすることは間違いありません。

研修中や入社までにしておいて欲しいこと

パソコンの使い方を学んでおく

パソコンの使い方を学んでおく|未経験の駆け出しエンジニアが最初にするべきこと

新卒や未経験中途採用の場合、パソコンの使い方を知らずに入社してくる人も多数います。しかし、パソコンが仕事道具になるため、各OSの基本的な使い方程度は知っておく必要があります。

基本的なフォルダ構成やショートカットキー、一般的なソフトウェアの使い方を理解しておく必要があります。意外と、入社してからこの辺の知識や経験がなく、プログラミングに至るまでに大苦戦してしまいます。最低限、WindowsやmacOSの使い方は知っておきましょう。わからないことをどんどん自分で深堀しておくことが大切です。

Windows 10 の使い方 – 画面表示編 - Microsoft atLife

Windows からお乗換えの際に役立つ Mac の使い方のヒント - Apple サポート (日本)

タイピングをブラインドで高速にできるようになる

タイピングをブラインドで高速にできるようになる|未経験の駆け出しエンジニアが最初にするべきこと

プログラミングを学んだり、実践するにあたり重要なのはタイピング速度になります。例えば、タイピングができない人がプログラミングの勉強を始めても、タイピングができないため、非効率な勉強となってしまい、教科書が全然進んでいきません。

オススメは、寿司打というWebアプリがあり、こちらで1万円クリアできる程度であれば、最低限速度としてはクリアだと思います。もし、1万円コースがクリアできない場合は、まずは1週間クリアできるようにタイピングをひたすら練習してください。

寿司打

Gitの使い方を理解しておく

Gitの使い方を理解しておく|未経験の駆け出しエンジニアが最初にするべきこと

プログラミング言語は会社やプロジェクトによって異なりますが、避けることができないのはGitの知識になります。Gitはチーム開発をする時、ソースコードのバージョン管理や共有で必要な知識になります。しかし、Gitは少しエラーが発生すると、そのエラーを解消することができない人が非常に多いです。そのため、Gitの知識は事前に勉強しておくと、業務で比較的スムーズになります。

Gitをコマンドだけで理解しようとすると、イメージがしにくいため、先にイラストが多いWebサイトで理解することをオススメします。

第1話 リポジトリを作ってコミットしてみよう【連載】マンガでわかるGit ~コマンド編~ - itstaffing エンジニアスタイル

サル先生のGit入門〜バージョン管理を使いこなそう〜【プロジェクト管理ツールBacklog】

研修中や入社までに読んで欲しいオススメの本

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック

リーダブルコード ―より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック

リーダブルコードを読むと、ソースコードの質が向上します。さらにこの本は、言語問わずの内容となっており、どんなプログラミング言語を勉強中の方でも読むことができます。リーダブルコードを読まなかったエンジニアは、チームではなく主観でのソースコードとなることが多い印象がありました。保守性などを考慮できていない場合が多く、後から見返すと理解するのに時間がかかっていました。

リーダブルコードでは、可読性や保守性をよりよくするノウハウが書かれています。チーム開発が始まる前に2,3周読んでおくことをオススメしておきます。

パーフェクト Ruby on Rails 【増補改訂版】 (Perfect series)

パーフェクト Ruby on Rails 【増補改訂版】 (Perfect series)

Railsチュートリアルを勉強する方が多いです。しかし、このサイトは直訳したような表現も多いので、理解するのに苦戦する人が多かったです。

第1章 ゼロからデプロイまで - Railsチュートリアル

この本は、長年の人気書籍でわかりやすい日本語で書かれており、チュートリアルを一度した方にオススメの書籍です。Railsの基本的な説明だけでなく、Webpackerなどを利用したモダンなJavaScript開発の解説や、Railsから逸れた開発をするためのノウハウが掲載されています。Railsの技術をさらに向上させたい方はぜひ読みましょう。

初めてのJavaScript 第3版 ―ES2015以降の最新ウェブ開発

初めてのJavaScript 第3版 ―ES2015以降の最新ウェブ開発

Webアプリ開発で避けることができないのは、JavaScriptになります。HTMLやCSSはデザイナなどがモックを開発してくれることもあり、それを利用することができます。しかし、JavaScriptはエンジニアであるプログラマの役割で、知識が必要です。この本で、JavaScriptの基礎やモダン開発までを理解することが可能です。

意外と、PHPやRubyの人気が高いため、JavaScriptを使いこなすことができる新人は少ないです。個人的には、しっかりと勉強しておく必要があるプログラミング言語だと考えています。

1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座

1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座

有名なWebクリエイターボックスを運用されているManaさんの書籍です。

Webクリエイターボックス

HTMLとCSSの基本的なことが解説されており、駆け出しエンジニアにも人気の本となっています。HTMLの基礎がなければ、全てdivタグでレイアウトしてしまうようなことになってしまいます。最新のHTMLとWebデザインの知識を身につけましょう。

COLOR DESIGN カラー別配色デザインブック

COLOR DESIGN カラー別配色デザインブック

デザインに関する書籍を多数出しているingectar-e社の本になります。Webサイトを創るには、カラーについての知識は最低限必要になります。この本は、テーマやカラーに応じた配色の辞書のようになっており、モックやサンプルの制作時にカラー配色の参考になる書籍です。

ingectar-e社の本

Linuxコマンドブック ビギナーズ 第5版

Linuxコマンドブック ビギナーズ 第5版

Webアプリをリリースするには、Linuxの知識を避けることはできません。また、Dockerを利用したローカル開発でも必要です。まずは、コマンドを一通り勉強しておきましょう。Linuxのコマンドをカッコよく使いこなすことができると、新人の中では頭が飛び抜けた存在となります。


以上となります。

ぜひプロジェクト開始前に身につけておくと、活躍することは間違いありません。ぜひ気になった本を読んでみてください👍

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