Y世代(ミレニアル世代)がZ世代にIT知識を教えるべき理由

created
updated

Y世代(ミレニアル世代)とZ世代について

Y世代(ミレニアル世代)とは

1980年から1990年前半に生まれた人のことをY世代(ミレニアル世代)といいます。

Z世代とは

1990年後半から2000年代に生まれた人のことをZ世代といいます。

Z世代はアナログな仕事がなくなっていく

他国では、Z世代がY世代の人口比率を上回っています。しかし、日本は少子高齢化となっており、Z世代が15%前後となっています(他国は30%代)。そのため、将来的に圧倒的な人手不足となります。その人手不足を解消するために、IT化が進んでいます。実際に、一部のコンビニでは、AmazonGoのような無人コンビニを試験的に運用しているところがあります。このように、人間がしなくていい仕事はシステムやロボットが代理で行うようになっていきます。もしも、パソコンが使えない場合はアナログな仕事がなくなる可能性があります。仕事があるにしても、低賃金な仕事しかなく、生活に困る可能性があります。そのため、Z世代の子供には最低限パソコンを使えるように教育させる必要があると考えています。

Z世代はパソコンを活用できることの大切さ

Z世代の若者は、日常生活のことをスマホでほとんど済ませてしまいます。コミュニケーションや買い物、娯楽など全てがスマホで完結する生活を過ごしています。パソコンがなくても、最新サービスをほとんど受けることが可能であるからです。

しかし、パソコンを使わない学生生活を過ごしていると、社会人になった時にパソコンを使うことができずに仕事ができません。プライベートではパソコンは不要ですが、社会においてはパソコンが必須な環境がほとんどになります。それまでにスマホしか利用しない生活をしていると、操作方法などがわからず、取り残されていく可能性があります。

BtoC向けのシステム開発では、スマホファースト(モバイルファースト)でアプリやWebサービスを開発します。しかし、BtoBでは、パソコンが必須なUI/UXなどの設計がほとんどです。逆にパソコンが使える人が少ない場合、使いこなしていると活躍することが可能です。最低限、操作(ショートカットキーなど)は難なく使えるようになっておきましょう。パソコンの使い方以外にも、パソコンでゲームをさせることもいいでしょう。マウスとキーボードの操作力向上となります。ゲームとともに、パソコンでアプリケーションを触ることに慣れさせることも大切です。

Z世代でプログラミングでやりたいことを実現させる

私自身がIT業界でビジネスをしているため、子供にはプログラミングでバイトをさせようと思います。IT業界に来て欲しいというわけではなく、ITを活用してやりたいことを実現してほしいと考えているからです。ソフトウェアはあくまで目的を達成するためのツールに過ぎません。絶対に必要なものではないのですが、プログラミングで自動化や効率化することによるパフォーマンスの大きさは計り知れません。人力では、やはり人が動かなければいけません。そのため、自分の時間を増やすという意味でも、プログラミングというスキルが存在する場合、大きな力となります。

そのため、Z世代の子供にはプログラミングで簡単なアプリケーション程度は作れるようになってほしいと考えています。もちろん、本格的なエンジニアにもなってほしいとは思います。

今後、日本を創っていくのはZ世代のIT化対応ができる人材

Z世代が生きていくためには、アナログ人間にはなってはいけません。

  1. IT化の仕組みを開発することができる
  2. ITツールを使いこなすことができる

このどちらかが必要となります。パソコンができない人間は、現状でも仕事をなくすリスクが非常に高いです。アナログな作業も、自動化できるような人材が今後重宝されるようになります。同じ人件費を払うのであれば、自動化できる人を採用するからです。人手不足が進む中、ITから避けることはできません。そのため、Z世代の子供達には、IT知識を習得させ、仕事で活用できるように教育することが大切だと考えています。

TOP